髪質改善とトリートメントの違い
Hair & spa TRICO【ヘアーアンドスパトリコ】の公文です。
今回は
髪質改善とトリートメントの違い
ついて書いていきます。
まずはじめに、髪質改善にはこれといった定義がありません。
定義がない=自由。
詳しくはこの後書いていきます。
髪質改善とトリートメントの違い
簡単に言うと
髪質改善は髪の内側、トリートメントは髪の外側
を整えてくれるもの。
聞いたことのある方もない方もいると思いますが、『酸熱トリートメント』もこの分類。
酸熱はTRICOでも一時期ご提供していましたが、現在お休み中。
髪質改善=酸熱トリートメントって思ってる方もいるかもしれませんが、酸熱だけが髪質改善ではありません。
最近スタートした『プレミアム髪質改善トリートメント』も酸熱ではなく、全く違う、2022年3月現在、最先端の髪質改善になっています。
髪質改善は髪の内側に効くものなので、基本的に手触りが良くなるなどの触感としては現れにくいです。
最初にも書いた通り、定義がないので、普通のトリートメントを髪質改善とうたったり、普通のトリートメントをカスタムして髪質改善とうたったり、サロンによって様々です。
定義がないということはそういうこと。
TRICOでは髪の内側を整えてくれるものを髪質改善、髪の外側を整えてくれるものをトリートメントとしています。
ここで
「トリートメントって内側に効く者じゃないの?」
って疑問がうまれますよね。
内側にはそんなに効かないって話をしたらショックを受けられた方もいらっしゃいましたが、髪の外側を整えるのも大事なことなんです。
髪の毛の表面にはキューティクルってのがあります。
聞いたことありますよね?
外的刺激などから髪の毛を守ってくれる、髪の毛の鎧みたいなもの。
そして、髪のツヤに関わってくる重要な部分。
お家で例えると、壁や屋根。
なくなっちゃったり、乱れたりするとツヤがなくなるだけじゃなく、お家の中が雨風にさらされる感じ。
トリートメントが効くのは、このキューティクルや、キューティクルより少し内側の部分。深いところまでは効かないものがほとんど。
もちろん、物にもよるけど、内側に全く効かないわけじゃない。
けど、主に外側に効くもの。
内側に効かないって言われると無駄のように思ってしまいそうですけど、全然無駄なんかじゃない。
さっき書いたみたいにお家の中が雨風にさらされるって言われたら、どうですか?
ダメージのない薬剤なんてこの世に存在しなくて、カラーやパーマ、ストレートなど、薬剤に触れると髪の毛は必ずダメージします。
どんなに優しい薬剤でも、業界の有名な人が全く傷まないっていっても、残念ながらホントにダメージゼロなんてあり得ない。
「人間は卵からうまれます」っていうぐらいあり得ない笑
カラーは内側から色を抜きながら、別の色素を流し込んでその色に染めます。
パーマやストレートは一度髪の毛を分解して、希望の形に再構築します。
どちらも髪の外側から内側にかけて傷みます。
エイジングで髪が弱ってくると、何もしてなくても痛んだような状態で生えてくるようになります。
この状態で薬剤使ったメニューすると、より傷みます。
内側を整える髪質改善、外側を整えるトリートメント、何となく理解してもらえましたか?
ダメージが少なければトリートメントだけでもOK。
ダメージやエイジングがあり程度進んで来るとどっちも必要。
ケアって重要なんです。
ちょっとしか触れなかったけど、ケアの重要性も何となく理解してもらえましたか?
またその辺詳しく書きますね。
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