これって色落ち？カラーした次の日からお湯の色が…。
Hair&spa TRICO【ヘアーアンドスパトリコ】の公文です。
先日カラーでご来店頂いたお客様から、後日LINE＠からお問い合わせが。
「シャンプーの度に黒いお湯が流れてて、色落ちしてないか気になるんですけど大丈夫ですか？」
との事。
このお問い合わせ、たまに頂きます。
中には気になりながらも聞くに聞けないなんて方もいるんじゃないかと思うので、記事にしてみました。
色の付いたお湯の正体は…
カラーした次の日から、シャンプーの度にお湯や泡に色が付いてる。
これは質問者様も気にされてた『色落ち』です。
カラーした事ある方なら誰もが経験してる色落ち。
この色落ちはある日突然やってくる訳ではなく、カラーした直後から少しずつ少しずつ色落ちしていきます。
※極端なカラーチェンジや髪の毛の状態なんかによっては1回のシャンプーで目に見えて色落ちする場合もあります。
寒色系(アッシュ、マットなど)、暖色系(レッド、ピンク、オレンジなど)かによって、色落ちしやすい状況も変わりますが、どの色もやっぱりシャンプーの時には色落ちしやすいもの。
お湯で流したり、シャンプーを泡だてたりした時に、染めたカラーの色素がそのお湯やシャンプーの泡に抜け出て、色が付いて見えるんです。
あとは、髪の毛と反応しきらずに残ったカラー剤のカスが髪の毛から出て来てる説もあるそうです。
これが色の付いたお湯の正体。
染めたカラーの濃さによって、お湯や泡に混じる色の濃さも変わってくる。
例えば、アッシュで染めたとします。
アッシュと言っても濃さは様々。
アッシュに限らず、カラーって明るくなれば色味は薄くなり、暗くなれば色味は濃くなります。
カラーする時に見た事のある方も多いかと思いますが、カラーチャート(色見本)には黒髪を染めたイメージと白い髪を染めたイメージとがあります。
白い髪を染めたイメージを見れば一目瞭然。
アッシュだと、明るくなれば色味は薄い水色、でも暗くなると濃くなって真っ青！
※BA(ブルーアッシュ)の縦軸参照。上にいく程明るくて、下にいく程暗い。
水色がお湯に混ざっても分からないけど、真っ青ぐらいの濃さならきっと分かると思います。
明るさ以外にも、カラー剤によっても違いが出る。
以前に比べ、特にアッシュ系に関しては色んなメーカーからたくさん濃いアッシュが出てきています。
暗いのから明るいのまで全体的に色味が濃くなってきてます。
アクセントカラーって言って、さらに色味を濃くするカラー材も充実してきています。
上でも書いたように、濃ければ濃いほど色落ちを感じるようになると思います。
ホームケア剤でも変わってくる。
あとは、お家で使うシャンプー&トリートメントでも落ち方は変わってきます。
特にハイトーンの場合はその差は歴然。
色持ち良くしたかったら市販品じゃなくて、サロン品を使いましょう。
あとは、寒色系は熱に弱く、暖色系は水に弱いので、お家でのアイロンの温度やお風呂に浸かる時は髪の毛を上げるとか、出たら早めに乾かすとか、気を付けてもらえると幸いです。
まとめ
他にも髪質や、その時の髪の毛の状態など、色々な要素からカラー後の色落ちの仕方が変わってきます。
濃くなればシャンプーの時にお湯や泡に色が混ざってるなんて事もでてきます。
TRICOではできるだけ色落ちを防ぐ為に、精一杯の事はやっています。
これからも、さらに防ぐ事ができそうなら、どんどん取り入れていきます。
けど、それだけではなかなか難しい部分もあります。
髪質や状態に合わせたサロンシャンプー&トリートメントを使ったり、アッシュ⇔ピンクとコロコロ色を変えるんじゃなく、ある程度同系色を続けたり、カラーの周期を短くしたりなどなど、お客様にもできる色落ちを防ぐ方法、色持ちを良くする方法も色々あります。
僕たちも頑張る、お客様も頑張る。
両方が努力する事で色落ちを防いだり、色持ちを良くしたりだけでなく、様々な悩みを改善・解決し、たくさんのメリットが生まれてきます。
その時だけでなく、後々も美しい状態が続く髪
を一緒に手に入れましょう♪
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